快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、
できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、
1年間で消費する住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅のことを言います。
政府は2009年、温室効果ガスの排出量を「2020年までに1990年比25%削減する」ことを世界に表明しました。
そして、家庭部門から排出されるCO2増加を抑制し、削減に向けた取り組みが強く求められています。
私たちが暮らしていく中でCO2 排出量を減らすには、エネルギーを節約する事や家の寿命を長くする事で、生産と住居段階での対策が必要です。
日本国政府が定めたZEHの実現・普及は、
‥2020年までに、標準的な新築住宅でZEHを実現
‥2030年までに、新築住宅の平均でZEHを実現
上記の様な目標値を設定して、国をあげて取り組んでいく事になりました。
そこで当社は、長寿命住宅・省エネルギー住宅の普及を推進してまいります。
家の温度差による健康への被害をご存知ですか?
寒い室内や部屋の温度差、結露により、カビやダニによるアレルギー性の病気の原因や風邪、気管支炎、血圧上昇なども助長します。
さらにヒートショックにより年間1万を超える方が亡くなる原因にもなっています。
省エネ性を高めると、少しのエネルギーで冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を持続できるのです。
そのためヒートショックをおこす温度差をなくし、健康被害のリスクを最小限にできるのです。
省エネルギー性の高い家は、このように家を造る材料や住宅設備の生産によるCO2だけでなく、
日々の営みで排出されるCO2を削減し、私達がいつまでも健康で暮らせる環境をもたらすのです。
そして、少しのエネルギーで快適な室内環境を維持でき、家計にもやさしい家となります。
また、日本は高品質な材料と施工により、長期間住み続けれる家を建てています。
これからは、世代を超えて利用できる可変性の長寿命住宅を建てる事、
住む人がメンテナンスをする意識をもち修繕を重ね大切に住み続けることを忘れてはいけませんね。