「io(イーオ)」とは、イタリア語で「わたし」という意味。
「一人ひとりの夢を叶えることで、家族が暮らしやすい、心地よくすごせる場所をつくりたい」という願いを込めて名づけられたのが、気持ちのいい木の家「io(イーオ)」。
光や風の気持ちよさを大切にしてきました日本建築と掛け合わせることで、「モダンなのに、懐かしい」心の深いところで安心する、そんな家づくりを実現する住まいのブランドです。
素足で歩き回り、気ままに腰掛けたり、ごろんと寝ころんで過ごす。
従来の日本家屋の暮らしを現代風にアレンジした設計は、光や風、木の気持ちよさを五感ぜんぶで堪能する和モダンスタイル。
シンプルな空間構成に良質な木材など自然素材を使った、心身ともにリラックスできる気持ちのいい木の家です。
いくつものプランバリエーションをベースに、ご家族それぞれのライフスタイルに合わせた自由設計が可能です。
自分らしい暮らしを自由に楽しめる家でありたいと願って生まれた家「io(イーオ)」。
暮らしの中心にはキッチンを配置して、家事や収納など生活動線はコンパクトに。家族のための時間を、住まいがつくります。
窓から注ぐやわらかな光と心地よい風が部屋中を満たし、家族が集まる居心地のよい空間をつくります。
内と外をつなぐ風通しのいい通り土間からは、家族や友人とのあたたかな交流が生まれます。
モダンなのに、懐かしい。森下さんがデザインした、気持ちのいい木の家io は、いまの暮らしに和のテイストをとりいれています。たとえば屋根は、昔でいう二寸五分 のゆるやかな傾斜。「数寄屋づくりに近い軽快な印象です」と森下さん。「モダン建築は、日本建築に影響を受けていますから、和の感じもあり、近代的でもあるん です」床からすっと柱がのび、屋根を支える日本家屋は軽やかで、光や風の気持ちよさを大切にしてきました。 森下さんが大事にするのも、そんな家です。ひろがりのある大きな窓からは、明るい光がリビングへと降りそそぎます。また、ランドスケープ(眺め)を見晴らせる、 ひろびろとした開放感も。ゆるやかな傾斜の屋根や、ひらかれた窓は、強い主張のかわりに、住まいとしての心地よさを提供するもの。 「モノ自身が語るのではなく、空間性を表現しています」森下さんがみつめているのは、家というモノ自体より、暮らしていて気持ちのいい空間づくりなのです。家の 中心には、一階にバスルーム、二階にキッチンがあります。そのコンセプトは“家のなかの家”。 「家族みんなが集まる場所、それが家です、と伝えたい」お母さんがキッチンに立つとき、そこがわが家の中心になる。一日の疲れを癒すおふろは、家の真ん中にあっ て、ほっと落ち着ける。そのデザインには、家という生活を営む空間を、最も大事な場所として暮らしませんか、というメッセージが込められています。家族同士も、 訪れる友人やお客さまも、まちも、家をとりかこむ自然の光や風も、オープンにつながっていく温かなコミュニケーションの場であってほしい。そんな思いから、気持 ちのいい木の家io はデザインされました。家族がずっと、風通しよくふれあえるために。
1962 年生まれ。森下建築総研代表。
一級建築士。モダンでありながら和の伝統を意識し、暮らしに根ざしたデザインを提案する。
受賞歴:木質空間デザインコンテスト入賞、(社)日本建築家協会近畿支部 第1 回建築家新人賞など多数。